私の白内障手術の前後

少し白内障かなと言われているけれど、眼の手術はちょっと怖いなと思っている方、先延ばしにしている方へ……。
私のように加齢性の白内障の場合は60才代で66〜83%、80代でははぼ100%発症するとされています。
放っておくと失明の可能性も少しあるようですが、きちんと眼科を受診することでまず失明はないようです。

私の場合を事例のひとつとして報告します。

白内障手術のきっかけ

少し前になりますが、2018の秋に自動車の免許証の更新があるので思い切ってその年の春に白内障の手術を受けると決めていました。
というのは、先回の更新時の視力検査であまり良く見えなかったので、今回パスできるかな、と不安になったからです。

そもそも私は14才の頃から ど近眼で、最近は老眼にもなり、
朝から夜は
 コンタクトレンズ(遠近両用)+老眼鏡(読書時)
夜から朝は
 メガネ(近視用)
という生活を送っていました。

コンタクトレンズは月払いプランの2週間で交換するタイプのものを主とし、旅行時や予備用にワンデイタイプも常備していました。
コンタクト購入の為に定期的に眼科へ行くと「加齢による白内障が少しあるので、レンズの度を強めにして様子を見てみましょう」と言われ・・・・3年ほど。

いよいよ今年(2018年のことです)は免許更新となり、手術を決意しました。

保険適用の眼内レンズで手術

白内障の手術は入院施設のある総合病院と決めていました。
経験豊富な予約で一杯の先生を指名しました。
事前の検査や丁寧な説明を受け、保険診療のピントを「遠く」に合わせた”単焦点眼内レンズ”にしました。
一泊入院でまず「右眼」、一週間後に「左眼」です。

手術後の生活

術後は読書をする時には、老眼鏡を使いますが、日常生活は視界がクリアで鮮明になり、文字通り”目からウロコ”です。
車の運転も案内標識の文字もクッキリ見えますし、雨降りや夜間も前より視界がはっきりして不安が激減しました。
大きなスーパーへ買い物に行っても遠くの棚まで商品がバッチリ見え、目からの情報量が格段に増えたので歩き回って探さず、立ち止まって見渡すので、チョット楽ですね。

家の中で一番びっくりは画面がボヤけてきてそろそろ買い替えかと考えていたテレビが、すごくきれいな画像で、見えにくいのは私の眼の衰えだったことです。

残念なことは、鏡の中の自分の顔のシワやシミを発見したことです。

しかし、今まで必要だったメガネやコンタクトレンズの費用がかからなくなったり、旅行時のコンタクトレンズ関連の荷物が減ったこと。
災害時に裸眼のままで安心していられる事などメリットだらけです。

あくまでも私個人の経験と感想ですが、参考になれば幸いです。

(参考)
イカ墨パパの記事「定年間近 網膜剥離・頚椎ヘルニアによる連続入院の過福」
定年間際 網膜剥離・頚椎ヘルニアによる連続入院の禍福


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