デジャヴュは錯覚かスピリチュアルか

フランス語のデジャヴュ、英語でデジャヴ、デジャブ、デジャビュなどと書かれています。
タイトルではもともとフランス語由来の言葉ですのでデジャヴュとしました。
フランス語は鼻濁音の響きがいいです。
デジャヴュは日本語では「既視感」「既知感」と訳されています。
過去に経験・体験したことがないはずであるが、かって体験したことがあるような感覚に包まれること。
「感覚」または「現象」を表す言葉です。

使い方としては
「初めて行った観光案内地でデジャヴュ感じた」
「この映画作品は初めて見たが、設定や人物などデジャヴュ感じた」
「以前もここに来たことがあるというデジャヴュのようなものを感じたが、ただその感覚があるだけで、記憶が蘇る訳でもなく確証もなかった」

デジャヴュの原因

1)脳の錯覚
人間の脳が脳内記憶をしていく過程で、伝達ミスが起こり、たった今経験した事がまるで過去に経験したかのような錯覚に陥ることが原因で、このことは、脳疾患や精神疾患に関係なく、誰にでも起こりうる可能性があるとします。
2)予知夢
「予知夢」とは、「ある物事に関する情報のない状態で、第六感的な不思議な感覚により未来を予知する夢」のことを意味します。「予知夢」で見た光景と同じような状況にいたり、見たりすることで、「前にもこの光景を見たことがある気がする」という感覚になるのです。
3)左右の目
人間の目は、左右で物事を見るスピードが違うため、目からの情報を脳内記憶するスピードにも差がます
そのため、今見たものを過去にも見たことがあるように、脳が錯覚してしまうようです。

デジャヴュを体感する人

1)15歳から25歳の若者
2)感受性が豊かな人
3)ストレスをたくさん抱えている人
4)よく旅行に出掛けている人
5)頭の回転の速い人

これらの人は、脳内の情報伝達ミスが発生し易いことが原因のようです。
情報量が多いことで脳は混乱するが、感受性が豊かであること、ストレスが多いこともその混乱を助長する。
そして、旅行の好きな人も知らない場所での視覚からの情報量が増えることで脳内の混乱が発生し易い。

スピリチュアル的意味からのアプローチ

デジャヴュの原因をスピリチュアル的な意味からアプローチすることもあるようです。
私自身はスピリチュアル現象を信じないほうですが・・・

下記の3つが挙げられています。
1)前世の記憶を追体験している
2)記憶に残った感情を解き放つために起こる現象
3)目に見えない存在からのスピリチュアルメッセージ

1)前世の記憶を追体験している
言うまでもなく、人は誰かの生まれ変わりである、という前提です。この前世があるということを信じる人で成立します。
前世の体験が無意識のうちに呼び覚まされる。前世で体験した記憶の断片であり、現世のあなたの記憶にあるはずはありません。
まさにデジャヴュの感覚です。

2)記憶に残った感情を解き放つために起こる現象
例えば、過去のすごく怖かった経験や苦痛だった経験を無理やり記憶の奥底に押し込めてしまうことがあります。その押し込めたという感情を押し込めきれず、いつまで経っても心が癒されない。
こんな時、記憶に残った感情を解き放って心を癒すために、ふとした時に消し去った記憶がデジャヴュして蘇ることがある、というもの。
つまり、デジャヴュはスピリチュアル的な自浄作用であるとも言うもの。

3:目に見えない存在からのスピリチュアルメッセージ
目に見えない存在とは、あなたの守護霊やハイヤーセルフ、宇宙、神様、天使など高次元の存在です。
あなた自身の波動が高いと、同じように波動の高い存在を引き寄せます。
そのため、ふとした拍子にデジャヴュして高次元の存在からのスピリチュアルメッセージを受け取ることがあるのです。デジャヴュが起こった場所やその時の状況を自分なりに解釈してみることで、これからの人生をさらに飛躍させるヒントが得られるかもしれません。
との記載がありますが、この3つ目は私には理解不能です。

いずれにしても昔はよく体験していた記憶がありますが、最近は全くない。どうも年のせいのようです。
あの感覚は楽しいですよね。

そして私の場合、「よく旅行に出かける」しかデジャヴュを体感する手段が無さそうです。


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