易占いは哲学です

自分の日常で迷った時や悩んだ時にヒントをくれたのは「易占い」と「タロット占い」です。

易占いは50本の細い竹の束の筮竹(ぜいちく)を使って占断し、そこで得た卦(け)を算木(さんぎ)という道具で表します。

筮竹
算木


筮竹の代わりにコインやサイコロを使って手軽に卦をたてることもできます。
一年位先までの仕事運、恋愛、結婚運、金運、人間関係、未来の吉凶などに向いている卜占いです。

「易」は中国で生まれたものなので、世の中のすべてのものが「陰」と「陽」から成り立っているという「陰陽五行」の思想が元になっています。

この「陽」と「陰」を「老陽」「小陽」「小陰」「老陰」の4つに分けます。
それを「四象」といいます。

さらに四象それぞれに陰陽を分け、それを「八卦」といいます。
乾(天)・兌(沢)・離(火)・震(雷)・巽(風)・坎(水)・艮(山)・坤(地)です。
読みは「けん・だ・り・しん・そん・かん・ごん・こん」です。

この八卦を上下に重ねて創った六十四卦を使って占います。

この六十四卦を説いた書は四書五経の一つである「易経」です。占いというより自然と人生の変化の道理を説いた哲学です。


それぞれの卦に深い意味があるので、占者により、占い結果の伝え方に占者の個性が表われ解釈の仕方、易経の読みも変化します。


私の場合は、相談者のお話じっくり聞いていると、本当は話したいけれど、口には出したくない本音や、ご本人が実は気付いていない本質的な悩みや迷いをさぐり当てていける占いとして、易占いが自分と相性が良い占いだと思っています。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す